20日 1月 2023年
皆さんご存知のとおり、昔の戸籍は手書きで記載されています。 そのため、中には達筆と言うべきか下手と言うべきか、非常に読みにくいものが少なからず存在します。 少し前に、相続関係説明図を作成しながら戸籍を眺めていると、被相続人の子の死亡日の記載されている部分が全く読みとれない戸籍に遭遇してしまいました。...
18日 1月 2023年
主に相続登記で使用する、住民票の除票及び戸籍の附票(の除票)には保存期間が存在します。 従来は5年だったのですが、令和1年6月20日より150年に延長されています。 ただし、すでに保存期間が過ぎてしまっているものについては、発行されないという取扱いです。...
11日 1月 2023年
いわゆる相続させる遺言(特定財産承継遺言)による相続登記は、誰が相続人になるかで必要書類が結構変わってきます。 兄弟姉妹が相続人である場合、必要となる書類のうち戸籍関係は以下のとおりとなります。 ① 被相続人の出生から死亡までの戸籍 ② 被相続人の直系尊属が死亡していることが分かる戸籍 ③ 相続人の現在戸籍...
06日 1月 2023年
取締役の任期が満了したら、再任するにせよ新たな取締役が就任するにせよ、その旨の登記が必要です。 では、任期が満了しそれに伴う選任手続きも登記手続きがなされていない、いわゆる選任懈怠の状態のまま、解散の登記を入れることはできるのでしょうか。 一見、解散の登記をするためには任期満了に伴う登記手続きを経る必要がありそうです。...
22日 12月 2022年
少し前のことですが、元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂さんが、テレビで「うちは相続放棄をかなり前にしている」旨の発言をされていたそうで、今回はそのことについて触れようと思います。 この発言、ネット記事でたまたま見かけたのですが、私は強烈な違和感を覚えました。...
09日 11月 2022年
株主総会議事録の提出が必要な登記の依頼を受けた場合、株主リスト作成のためにその会社さんの株主構成をお伺いするのですが、たまに自己株式を保有している会社さんに遭遇します。 株主総会議事録は、発行済株式数や出席株主数等を記載すると思うのですが、自己株式を有している場合は、その記載が通常と異なってきます。...
08日 8月 2022年
相続人による所有権保存登記においては相続登記と同じく、被相続人の出生から死亡までの戸籍や相続人の現在戸籍が必要となります。 申請する際はもちろん原本還付請求をすることになると思いますが、ここで注意が必要です。 相続登記の場合は、相続関係説明図を添付すれば、戸籍謄本等をコピーせずとも原本を返してくれます。...
08日 8月 2022年
所有権保存登記は、表題部所有者のみならず、その相続人も申請することができます。 【不動産登記法第74条】 1.所有権の保存の登記は、次に掲げる者以外の者は、申請することができない 一 表題部所有者又はその相続人その他の一般承継人...
20日 7月 2022年
簡単な例として、取締役がAとB、代表取締役はAという会社があるとして、Aが辞任または死亡して、Bのみが取締役となったというケースをあげてみます。 このケースで、残されたBは自動的に代表取締役になるのかどうか、という話です。...
14日 7月 2022年
通常の相続登記であれば、相続関係説明図をPDFで提供しさえすれば、被相続人の戸籍謄本等をPDFで提供する必要はありません。 これはもう常識中の常識です。 しかし、相続させる遺言(特定財産承継遺言)による相続登記の場合は、たまにしかやらない分「どうすればよかったんだっけ?」と毎回よく分からなくなります。 この点、正解は以下のとおりです。...

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